2011年9月21日水曜日

さようなら原発1000万人アクション 2011.9.19

東京電力福島第1原発事故を受け、原発依存からの脱却を訴える「さようなら原発5万人集会」が19日、東京都新宿区の明治公園で開かれた。集会やパレードには主催者発表で約6万人が参加。原発事故後では、最大規模とみられる。
 原水爆禁止日本国民会議(原水禁)や有識者らで構成する「さようなら原発1000万人アクション」主催。呼びかけ人の一人で作家の大江健三郎さん(76)は「原子力のエネルギーは必ず荒廃と犠牲を伴う」と語った。
 参加した俳優の山本太郎さん(36)は「今の日本の政治は一人の命や安全を無視している」と脱原発を訴え、参加者とともに「原発反対、子供を守れ」とシュプレヒコールを上げた。その後、参加者はプラカードや旗を掲げながら、明治公園から新宿や原宿など3コースに分かれて約2~4キロをパレードした。 (毎日新聞より)


動画は「さよなら原発1000万人アクション 脱原発で持続可能・平和な社会をめざして」より転載しました。大江健三郎さんのお話など集会の様子の動画はファイルが大きいため転載できませんでしたのでそちらをご覧ください。
 「さいなら原発尼崎住民の会」からも7名が参加しました。

2011年9月13日火曜日

結成総会「アピール文」


 3月11日以降「えっ!」「なにこれ」「ほんまかいな」「えらいこっちゃ」等々、福島原発事故の報道に際して、様々な驚きの声を挙げられたことでしょう。原発震災による放射能は、日本のみならず地球を何周も巡り、ありとあらゆる自然環境を核の脅威にひきずりこんでいっております。
 原発を進めてきた政府や東京電力などの発する情報には誰も信をおかなくなりつつあります。不都合な真実は発表されないのを充分心得ています。福島原発事故から半年、収束は早期には見込めない中で、放射能に汚染されたがれきや食品の問題が顕在化しつつあります。
開設当初25年で廃炉としていたものを勝手に40年~60年と改めてしまい、現在も運転中の原発の老朽化も大きな問題です。
原発が新設されたり増設されたりするとき、必ず「反対」の意志をもった住民の会ができ何年にもわたる闘争をくりひろげてくださったことを知りました。知れば知るほど、暗黒のような、民主主義の対極にある「原発村」の存在に驚かされます。
私たちはマスコミ報道をうのみにするのではなく、ひとりひとりが集めた情報をもちより、その中から得た信用できる情報を次の他者へ発信することの大事さに気づかされました。この会の設立趣旨がここにあります。
 今日の非常事態に直面して、なぜ今まで原発反対の行動を起こしてこなかったのか、考えさせられます。原発が日常的に被曝労働者・住民を生みだしていること、原発で発電された電気を無自覚に無尽蔵にあるがごときに消費していた私たちの生活のありよう、「核の平和利用」というスローガンに対立する原発と核兵器は表裏一体という主張、これらの問題を自分一人の頭の中では考えきれずに、結果として判断を保留していたのです。いま私たちは多くの仲間と一緒に考え、討論し、真剣にこの現実と向き合っています。「脱原発」社会を実現させましょう。
 このおもろい「尼崎」の地から、出入り自由な小さな住民の会が誕生したことを多くの人達に知ってもらいたいのです。そして私たち「若い世代」や「女性」が参加しやすい会にしていきましょう。それぞれができることをやっていきましょう。 
 福島の人たちや世界の「ヒバクシャ」との交流も実現させたい課題のひとつです。
 「ヒバクシャ」をうみださないために考え、行動しましょう。

                2011911日 参加者一同

2011年9月1日木曜日

「さいなら原発尼崎住民の会」結成総会のお知らせ

記念講演のご案内
とき:9月11日(日)14時~16時30分
ところ:尼崎市労働福祉会館 中ホール(尼崎東難波町4丁目18-32、℡06-6481-4561
講演:東電・福島原発事故の現状と放射能汚染の実情
講師:澤井正子さん(原子力資料情報室スタッフ)
参加費:500円
連絡先:
sainaragennpatsu*gmail.com(*を@にかえて下さい)