2018年4月12日木曜日

原発ゼロ基本法案出される!

原発ゼロを政治の場へ、末田さんを招いて学習会を行います。

3月9日、立憲民主党は、共産、自由、社民の各党と「原発ゼロ基本法案」を衆院に共同提出しました。法施行後5年以内に全原発の廃炉を決めることが柱となっています。
 法案には、全原発を「速やかに停止、廃止する」との基本理念を明記し、政府には、電気の需要量削減と再生可能エネルギー供給量の増加によって持続可能な社会の実現する責務があるとしています。廃炉作業を行う電力会社や立地地域の雇用・経済対策について、国が必要な支援を行うことも規定しています。
 樋口裁判長が、20154月に福井地裁で高浜原発について「豊かな国土とそこに国民が根を下ろして生活していることが国富であり、これを取り戻すことができなくなることが国富の喪失である」と断じ、運転を差し止めた理念の上にたって、この法案の今国会での審議実現に向けて、はんげんぱつ新聞編集委員の末田一秀さんを講師にお招きし、学習します。ぜひ、ご参加ください。

日時:2018年4月21日(土)
      午後2時~4時30分
会場:尼崎市立すこやかプラザ 
     (尼崎市七松町1丁目3番1‐502号 フェスタ立花南館5F)
          JR立花駅南側高層ビルの5階です。
          会場URL http://sukoyakaplaza.la.coocan.jp/
講師:はんげんぱつ新聞編集委員
     末田 一秀さん
参加費:500円
申込・連絡先 090-7497-3307(広畑)

2018年3月13日火曜日

映画「日本と再生」上映会開催
盛況だった映画会
泉佐野電力の柿本香さん
(株)生活クラブエナジーのブース

 2月18日尼崎女性センターで「日本と再生」上映会とトーク「自治体が電力会社を作ったわけ」を開催しました。さいなら原発尼崎住民の会も実行委員会の一員として関わりました。来場者は138名となかなかの盛況でした。映画とトークということで自治体が作った電力会社「泉佐野電力」の柿本香さんに講演もしていただきました。映画は、反原発訴訟で有名な河合弘之弁護士が監督されたもので、原発は今や世界で時代遅れ、自然エネルギーを中心に動いていることを世界中を巡って発見して行くストリーです。当然日本でもその動きはあり、今回お招きした泉佐野電力もそのような中、先進的に生まれてきた電力会社です。あとブース参加として自然エネルギーを中心とした電力小売り会社(株)生活クラブエナジーに参加をお願いしました。
 会ではアンケートをお願いしましたが、熱のこもった多くの感想が述べられました。原発や化石燃料から自然エネルギーへの流れは止められないという感想、日本の政府や大手電力会社はいまだに原発推進を行っていることへの怒り、抗議。
 今回は多くの団体の協力のもと行われた事業でした。皆様に感謝申し上げます。

2017年7月21日金曜日

福島原発事故から6年目 
いわき市から兵庫へ
~避難者のリアル~
斎藤英子さんの場合

東日本大震災、そして東京電力福島原発事故から6年4か月、放射線被害からの避難を選択し、原発事故などなかったかの如く避難者を見捨てようとする国、責任を取らない東電と闘い続ける斎藤英子さんのお話しを聞き、私たちにできることは何かを考えます

き 2017729日(土)
    午後1830(18時開場)
場 尼崎市立小田公民館 
参加費 800円

斎藤英子さんのプロフィール

姫路市生まれ、
1993年長男の出産を機に夫の住むいわき市に転居
2011年、東日本大震災後の3月14日
子どもたち(当時、長男高校2年、長女小学6年)だけ姫路の実家に避難・転校。
1年後、自身も私立幼稚園の園長職を辞職、姫路へ。
現在、大原学園姫路校 保育科の非常勤講師
配偶者は現在もいわき在住、姫路といわきを行き来する生活をしている。

2017年6月8日木曜日

泉田裕彦講演会

前新潟県知事 泉田裕彦さんの講演会が実現しました。
 柏崎刈羽原発7基が密集する新潟県。泉田さんは、2007年新潟県中越沖地震と柏崎刈羽原発の火災事故を経験し、安全対策を強く求めてきました。そうした中の3・11福島事故。事故原因も明らかにされず、再稼働に走る政府。泉田さんは県でも検証・技術委員会を設け、検証を続けてきました。
 住民が行政に望むもの、行政が果たすべき役割。泉田さんのやってこられたことは大きな示唆を与えられています。
 泉田 裕彦講演会
1.と き: 625日(日)13:3016:30
2.ところ: 兵庫県私学会館 大ホール
     650-0012 兵庫県神戸市中央区北長狭通4丁目3-13 電話078-341-2271

3.内容:講演テーマ「原発と地方自治」
        講師 前新潟県知事 
泉田(いずみだ) 裕彦(ひろひこ) さん
  4.参加費 当日1000円 (前売り800円) ※学生、避難者は半額



2017年4月18日火曜日

今村復興相辞任要求署名

今村復興相辞任要求署名を行う

4月9日、共謀罪に反対する尼崎共同行動の緊急行動に便乗さしてもらい、今村復興相辞任要求署名を行いました。
「原発事故子ども・被災者支援法」では、国の責任を明記し、被害者が居住・避難・帰還いずれを選択した場合でも国の支援を明記しています。しかし、現在政府が行っているのは、自主避難者への住宅支援の打ち切り、避難支持の解除によって一方的な帰還政策という棄民政策と言わざるを得ません。図らずも今村発言はそれを示しました。今村復興大臣の辞任を求めると同時に、国は原発事故の法的責任を認め、被害者支援を「原発事故子ども・被災者支援法」にのっとり実行してゆくことを求めます。
当日の署名は115筆、早速送りました。

署名趣旨
復興大臣 今村 雅弘 様
今村復興大臣の辞任を求めます
国の責任を蔑ろにしたあげくの “自主避難は「自己責任」”発言は
現在の被害者切り捨て政策を露呈

44日の記者会見で、記者から避難者が住宅提供を打ち切られ、困窮していることに対する国の対応を問われた貴職は、「自主避難者が福島に帰れないのは本人の責任である。基本は自己責任。裁判でも何でも,やれば良いではないか」という趣旨のご発言をなさいました。 
東京電力福島第一原発事故の責任は、国と東京電力にあります。
私たちは、「加害者」側におられる貴職が、「被害者」である避難者に対して、自分の責任だという発言を行ったことに強い憤りを禁じえません。 
避難者は、原発事故さえ起らなければ、故郷を離れ、違う土地で苦しい思いをすることもありませんでした。
2012年に制定された、「原発事故子ども・被災者支援法」の中でも、原子力政策を推進してきた国の責任を明記し、被害者が居住・避難・帰還のいずれを選択した場合でも、国が支援を行う旨が書き込まれています。 
貴職の発言は、これらを一切無視し、国の責任を放棄し、避難者の想いを踏みにじるものです。被災者支援の責任を担うはずの復興大臣としての資質を問わざるをえません。 
また、上記発言は,避難指示区域外から避難している方々の実情を全く知らないが故の発言です。 
4月以降の避難生活を継続される、多くの方が生活困窮に陥りながら、避難の理由である放射能被害から家族を守る為に苦闘しています。
現在まで、復興庁は、住宅提供打ち切りおよびその後の責任を福島県に押し付け、避難者の実情の把握すら行ってきませんでした。
さらに、317日、前橋地裁は,福島県から群馬県に避難した原告などが国と東京電力を相手に提起した損害賠償請求訴訟において,国に東京電力と同等の賠償責任を認めた上,原告となった自主避難者のほとんどの人について,避難することが合理的であったこと,また,種々の理由で避難を継続していることも合理的であることを認めました。すなわち,自主避難者が避難したことや避難を継続していることは,自己責任ではなく,国に法的な責任があることを認めています。
それにもかかわらず、「裁判でもなんでもやればよい」という貴職の発言は、被害者である原告が何故、裁判に訴えなければならなかった事情を理解せず、被害者全体を侮辱するばかりでなく、閣僚として司法判断を軽視するものです。 
私たちは、貴職に対し、発言の撤回と謝罪、そして復興大臣を辞任することを求めます。

今村復興大臣の辞任を求める避難当事者・支援者有志一同 


復興大臣 今村 雅弘 様

1.44日の記者会見での発言の撤回と、避難者への謝罪を求めます。
2.今村雅弘復興大臣の辞任を求めます。


2017年2月1日水曜日

「太陽の蓋」尼崎上映会

映画「太陽の蓋」尼崎上映会を行います。

日 時 : 218日土曜日午後2時より(1時半開場)
場 所 : 尼崎女性センター・トレピエ(阪急武庫之荘駅南250m)
入場料 : 500

2011311日、東日本大震災の中で多くの人々の命が失われました。同時に起こった福島第一原発の事故は真相がなかなか明かされませんでした。今でも完全に解明されたとは到底言えません。
この映画は、“あの時“総理官邸、福島第一原発で何が起こっていたか?菅直人、枝野官房長官、福山官房副長官など実名で登場させ、原発事故に直面して総理官邸はどう動いたのか?東電は何をしたか?メディアは?住民は? 戦後最大の危機を俯瞰する意図を持った映画です。
一般の劇場でも上映されましたが、今は各地で自主上映をおっこなっています。
 映画の評価はそれぞれと思いますが、当時現職の国会議員でまじかに見られてきた服部良一さんをお迎えし懇談を行います。参加をお待ちしています。

2016年11月29日火曜日

菅谷講演会アンケートのご紹介

10.29菅谷昭松本市長の講演会は、参加者150人という熱気にあふれた会となりました。

アンケートも61通のご返答があり、いずれも長い感想が述べられていました。ありがとうございました。その一部ですがご紹介します。

菅谷市長のお話を聞いて

● とても静かな口調でしたが、素晴らしいお話だった。(多数)
● 経済的に豊かなはずの日本がチェルノブイリの教訓を生かせず、菅谷さんの静かな怒りを体感した。
● 福島、ベラルーシ、ウクライナの子どもたちへの愛情がとても感じられた。(尼崎)
● チェルノブイリの現状と日本との違いがわかった。20㍉シーベルトは非常事態で、その問題点を明らかにしていく必要を感じた。脱被ばく子ども裁判etc.の大切さを再認識。
甲状腺がんの手術を受けた女性が菅谷さんと再会したシーンの報告がとてもよかった。(神戸)
● 独裁政治でありながら国民を守るベラルーシと一見民主的で立憲国家の日本が国民を守らないことがよくわかった。(神戸)
● 専門的なことも大切だが、人としての生き方やあり方にふれてお話を伺えてうれしかった。行政トップの方が皆さん、そのような視点を持ってほしい。このところ「金太郎アメ」のような活動で、少し距離をおいての日々だった。菅谷さんにお目にかかれてよかった。(京都)
● 一言一言が参考になった。自分自身が原発に従事していたので、先生の体験を肝に銘じ、今後安全衛生活動に活かしたい。(尼崎安全衛生センター在)
● 子どもたちの甲状腺手術だけでなく命を救い「患者が希望を持ったことに喜ぶ医者」であることに感動した。そのhumanな視点で、フクシマ対策を見ていらっしゃる姿勢に感動。「国が動かなければ私たち国民が」という」主権者意識に感動。脱原発の活動に生かしたいと思う。(高砂)
● 体験に基づいたお話でよかったが、言いたいことの30%ぐらいで抑えられているなと思った。(箕面)
 ● 脱原発運動からしばらく遠ざかっていたが、今日の講演を契機に取り組みを再開しようと思う。(加古川)

会への感想

● 菅谷さんの生の声を聞けてよかった。質疑応答もよかった。(多数)
● 福島や茨城からの避難者の生の声はとても訴える力があった。(尼崎)
● 日々の生活に追われ、失われていく危機感を思い出させてくれた。移住してきてよかったと再認識できた。(尼崎)
● 尼崎市長は若いのにこのような勉強会に参加され素晴らしいと思った。是非子ども、若い人にも浸透させるため、学校を巻き込んでこの世な機会を広めてほしいと強く思う。
● 会はよかったが、安定ヨウ素剤についての稲村市長はがっかりだった。
● さいなら原発尼崎住民の会では昨年は小出先生、今年は菅谷先生と、いつも人間的に素晴らしい方を講師に選んでおられ、それへ参加さしていただいていることに感謝しています。